バイクのタイヤは新品の時が最高の性能を発揮する

バイクのタイヤって表面の左右に丸みがあって、これがとっても重要です。この丸みがあるからカーブでバイクを傾ける事が出来てるわけです。

いうまでもなく新品タイヤが一番きれいに丸みが付いてるわけで、走っているうちに摩耗してきます。いつも地面と接地してる部分が先にすり減ってしまい、丸い形が崩れていくわけです。

サーキットを走っている人以外、つまり一般の公道を走ってるバイクのほとんどが、後タイヤの真ん中が先にすり減って平らになっていくという減り方をします。

タイヤ溝の半分くらいまで使うと真ん中が平らになり、こうなるとカーブや交差点でバイクを傾けようとしてもなかなかバイクが寝てくれません!
それでも寝かせようとすると、今度は一気にバイクが寝てしまい、ビックリ転倒...
なんて良くあるパーターンです。

前タイヤにおいては、真ん中より両横が先にすり減るもので、こうなると路面の凸凹や縦筋などにハンドルを取られたり、カーブでバイクを寝かすとハンドルが切れ込んで乗りにくかったりしてきます。

乗り心地良く快適に乗れるのは、タイヤ溝の半分くらいまで、それ以上すり減っているバイクは実は乗りにくく疲れやすい状態なんです。

一度タイヤの表面を手でナデナデしてみて、凸凹してたりカクカクしてたら、交換するとビックリするくらい乗りやすくなります。
この良い方のビックリで転倒する人もいるくらいで、タイヤ交換してお店を出るときにはバイクを寝かしすぎないように気をつけて乗ってね。