フロントフォークのオイルも交換が必要です!

 =その1=

前タイヤを左右から支えてる金属性の太くて丸くて長い部品。

 路面の衝撃を吸収し乗り心地を良くし、走行バイクの安定化。

ブレーキ時はタイヤの接地力を最大限に発揮させるなど、働き者

その性能はメーカーがしのぎを削って進化し続けてるほどの部品

この部品をフロントフォークという、太いパイプの中を細いパイプがスライドして出入りし全体の長さを変化させ、路面の凸凹の衝撃を吸収して乗り心地などを安定させています。

中身を簡単に言いますと、コイル状のバネで衝撃を吸収する。

バネだから、一度縮めると伸びたときに跳ねてしまい、着地するとまた沈んでまた跳ねるを、繰り返しボヨンボヨンと安定しないので、それを抑えるために少し粘りのあるオイルを入れます。

さらにオイルの通り道を小さくしてフォークパイプが出入りする動きをオイルでほどよく邪魔をすることでバネのボヨンボヨンを抑制します。

簡単に言うとこんな感じ。

専門のメーカーも多数ありテクノロジーの部品です。

高級バイクほどフロントフォークも高級品が使われています

このフロントフォークについて、スポーツバイクのフォークは

定期的にオーバーホールをしたほうがいい
って知ってる方は多いけれど、
近年すごく増えてきた原付二種のスクーターやカブモンキーなど小型バイクも

オイルダンパータイプのフォークを採用

走行安定性を向上させています。 


そしてこのフロントフォークは新品が最高の状態
使うほどに性能は落ちていく

なぜかというと...

①金属性のパイプ同士が擦れながら伸縮して路面の凸凹を吸収

②中に入ってるオイルは金属の摩擦でどんどん劣化していく

③オイルは汚れていくが、使われ続ける(フィルターなどない)

④速度や路面によってはフォークパイプは音速で擦れることもある

 
⑤オイル劣化→金属も磨耗→ダンパー効果が弱く→走行安定が悪化

 

その2 こちら ⇒