通勤に、チョイノリにと、けっこう気に入ってるクロスカブですが…
少なからず不満を感じているのが走行感。

幹線道路で流れに乗れる速さは、大体60〜70km/hですが、この速度になると、エンジン音と振動が大きくなるカブ系の特性。

これは結構疲れるし、アクセルは結構開いてるのに速度が乗らない。
特に後続車が突いてる時には気疲れの要因にもなります。

クロスカブは通常のカブに比べて、かなりローギア比になっているため同速度ではエンジンの回転数が高い。「つまり音や騒音が大きいんです」

もう少しスムーズに、走れませんかね〜?
それなら、ギア比をハイギアードに変更すれば改善するのではないか…と。

バイクのスプロケットは自転車のギアと理屈は同じで、歯数の変更によって
「重いが速いギア」や「軽いが遅いギヤ」と特性を変化させることが出来ます。

具体的にどう変化するのかと言うと、フロントスプロケットは歯数を小さくする
ことで力強くなり、大きくすることで速くなります。

先ほどの表現で言えば、小さいフロントスプロケットは「軽いが遅いギヤ」
大きいフロントスプロケットは「重いが速いギヤ」と言えます。

純正14Tでは,すぐに1速が吹けきりギクシャクして乗り辛かったのが解消され
メインの3速がめちゃくちゃ扱い易くなりました。

クロスカブ110(JA45)を所有しているのですが、ノーマルギア比だと
流れの速い道路などを長時間走る時等高回転で回りっぱなしになり疲れるので
1丁あげました。

取り付け後はかなり変わった印象です。これくらいでちょうどいいと感じます。おすすめですよ。

 各ギアが全般的に使い易くなりました。
1速や2速が滑らかになり、3速と4速の快走範囲(気持ち良く走れる速度域)が広がりましたね。 

・エンジン音、振動
幹線道路の巡航速度域(60-70km/h)でのエンジン音や振動が大幅に低下し、殆ど気にならなくなりました。

また、街中で流す程度の速度域(40-60km/h)での振動は元々余り有りませんでしたが、エンジン音と併せて更に穏やかになって、まるでスクーターのような…と言っても過言では無いほど。

・発進性
以前と比べても低下したという感じは無く、幹線道路や登坂でも無理なく発進出来ます。

・加速性
こちらも低下は特に感じないですね。
幹線道路で巡航している状態からの+αの加速も以前に比べてスムーズです。

走っていて気持ち良く、総じて今回のドリブンスプロケット交換
(ハイギアード化)は大正解でした。 

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